最強の過去問勉強法?
過去問+条文
以前、こちらの記事でまとめた通り、過去問演習は、社労士試験など法律系の試験では極めて効果が高い勉強法です。
なかでも、過去問を一問ずつ切り出して、解きながら該当条文を読む(+まとめノートも一緒に作る)という勉強法は、一石三鳥の勉強法で、極めて効果が高いです。
具体的には、
- 条文知識を確実につけることができる
- 条文知識のうち、問われやすいポイントを把握できる
- 直前に見返しをするためのまとめノートを作ることができる
という効果があります。
ネット上の解説は有用
このような勉強をする場合、社労士試験では過去問を一問ずつ切り出して条文の順番にまとめてくれているサイトは複数あるので、ネット上の問題集は非常に有用です。
また、解説に関しても、知識を確認することを目的としているので、一般的な解説で十分です。
実際、このような勉強を繰り返すことで、十分合格ラインまで到達することができます。
それでも問題集は必要
形式が独特
それでも、過去問の問題集は絶対に必要です。
というのも、過去問演習の目的は、知識をつけることだけを目的にしているからではありません。
特に最近の社労士試験では、「この中で正しい選択肢を選びなさい」「この中で正しい選択肢の数を選びなさい」といった形式の問題が多数出ます。
こういった問題を制限時間の中でやる場合、確実に正しい選択肢や、確実に間違っている選択肢を瞬時に選び出す能力が必要になります。
そういった独特の形式になれるためには、やはり、過去問と同じ形式の問題集での練習は必要になってきます。
解説の手助け
また、出版社によりますが、解説をしっかり活用することを考えると、過去問集には値段相応の価値があると思います。
どうしても、条文を順番に追っていくと、似た制度の比較などはしにくくなってきます。
似た制度の比較をしながら解答する必要がある問題を考慮すると、まとめてくれている過去問集の解説は、やはり確実に合格を勝ち取るためには必要になってきます。
ある程度直前でもOK
とはいえ、こういった過去問集の勉強は、ある程度直前でも問題ありません。
まずは最強の勉強法を活用して、しっかりと各教科の知識をつけ、合格ラインくらいまで知識レベルを持ってくることが重要です。
そういった知識を付けた後に、復習も兼ねて、試験問題に慣れる期間があれば、十分合格は狙えます。
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