【趣味のお話】コーヒー:コピ・ルアックを飲む

コーヒー
  • 世界一高いといわれるコーヒー豆「コピ・ルアック」について解説します。
  • 淹れ方や実際に飲んだ感想、なぜ評価されているのかについてもまとめています。
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コピ・ルアックとは?

ジャコウネコの糞

コピ・ルアックとは、インドネシア語でジャコウネコのコーヒーという意味で、その名の通り、ジャコウネコの糞から得られるコーヒー豆を言います。

ジャコウネコは、コーヒーノキの果肉を餌として食べますが、その際に消化されなかった豆の部分を集めて焙煎することで、世界一高いコピ・ルアックになります。
ジャコウネコの腸の中の細菌の効果で、表面が発酵し、無駄な雑味が取れるとともに、香り高くなり、非常に味わい深い味になります。値段を考えると少々お高めですが、値段に見合った味わいを楽しむことができるコーヒー豆です。

見た目は普通の豆

とはいえ、見た目は普通のコーヒー豆です。
発酵と言っても表面のみ反応しているだけですし、焙煎した状態でしかふつうは入手できないので、普通のコーヒー豆と大きく異なることはありません。

一方で、香りは非常に強く、挽く前からしっかりとコーヒーの香りがします。

ゾウの方が高い??

ちなみに、コピ・ルアックは当初、世界一高いコーヒー豆と言われていましたが、現在では、ゾウの糞を使って同じように発酵されたコーヒーがあり、こちらの方が高いといわれています。

ブラック・アイボリーと言われ、こちらも表面のたんぱく質が発酵することで、余分な苦味がなくなった、すっきりとした味わいのコーヒーと言われています。
こちらの方が高値で取引されており、現在ではコピ・ルアックは世界一高いコーヒー豆の座を譲り渡した形になっています。

淹れ方と味わい

インドネシア方式

コピ・ルアックはインドネシアで産出されるコーヒーなので、やはり淹れ方もインドネシア方式で淹れるのが一般的です。

極細に挽いた豆をカップに入れ(10g)、お湯を注いで(150cc)しばらく置いておくと、豆が沈んできます。沈んだところで上澄み部分を飲むというやり方が一般的です。
非常に簡単ですが、コーヒーの抽出時間が長いため、しっかりと味を出すことができ、また、お湯を入れるときに香りが立つので、抽出も含めて楽しめる淹れ方です。

味わい

味わいは、くどくなく、非常にすっきりとした味わいです。
インドネシア方式で淹れると、普通の豆だと苦味が強く出過ぎることが多いですが、苦過ぎず、少し甘味があり、何より香りが強いのが特徴です。

香りが強いコーヒーというと、バニラっぽい香りのするゲイシャコーヒーが有名ですが、ゲイシャのように酸味が強くなく、味のバランスが良いのも特徴です。

最後に

コーヒー好きなら誰もが憧れるコピ・ルアックの解説と、味わいについてでした。
頂き物で飲んだので、なかなか自分で買うとなると大変な値段ですが、やはりその味は紛れもない一級品でした。
皆さんも機会があれば是非お試しください!

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