前日にやるべきこと・やってはいけないこと
資格試験の前日の過ごし方については、様々なことが言われています。
勉強するなという人もいれば勉強しろという人もいます。
結論から言うと、特定の勉強はしてよいけれども、それを超える勉強をしてはダメです。
やっていい勉強
ずばり、やっていい勉強は、範囲を絞った勉強です。
事前に過去問をやってきていて間違えやすかったポイントやついついケアレスミスしてしまうポイントをまとめたものを確認するなど、確実に点数に結び付く勉強であれば、やった方が良いです。
やってはいけない勉強
逆に、やってはいけない勉強は、不安をあおるような勉強です。
前日になって頭がさえてくると、今まで勉強していて気付かなかったことが気になったり、別の単元の知識を入れておいた方がいいという気持ちになったりします。
また、難しすぎる予想問題などを解いてしまうケースもあると思います。
これらの勉強は、確実に不安をあおり、試験当日のパフォーマンスを下げてしまいます。
なので、こういった新しいことに取り組む勉強は、やってはいけない勉強に該当します。
読み慣れたテキストを読み、使い古したノートに刻んだ勉強の記録を見て、今までの蓄積を確実に点数にする勉強に絞って勉強を進めるようにしましょう。
その他やるべきこと/やってはいけないこと
その他にやるべきことといえば、持ち物の確認と試験会場までのルートの確認です。
当日持っていく予定のカバンに、電卓や筆記用具・受験票・時計を入れ、確実に忘れ物が発生しないようにしておきます。
ルートに関しても、「最悪歩いていく場合どうするか」など、柔軟に対応できるようあらかじめ様々な場合を想定して確認しておくようにします。
できるだけ落ち着いて、早めに寝るようにします。
逆に、夜更かし・深酒は絶対に禁止です。
寝やすくして、リラックスするために多少飲酒をするのは問題ないですが、深酒は翌日のパフォーマンス低下につながるので、絶対にNGです。
ほかにも、普段とは違うことはしないようにします。
当日の流れ
起床~出発
当日は、試験開始の3時間から4時間前に起きるようにします。
簿記試験の場合9時からなので、できれば6時には起きたいところです。
こうすることで、確実に脳を覚醒させることができます。
この時、朝起きてすぐ、すっきりするからといって、コーヒーを飲むのはNGです。
こちらの記事にも書いていますが、朝起きてすぐコーヒーを飲むと、少し経ったとき強烈な眠気に襲われる場合があります。
できれば試験開始の少し前、8時半ころにコーヒーを飲んでリラックスするくらいの方がよいです。
当日の流れ
どの会場でも、試験では9時集合とされています。
都道府県の商工会議所によりますが、たいてい1級では、9時から12時50分までが試験時間とされています。
休憩は15分ですが、回収の時間などもあるので、そのくらい余裕をもって案内されています。
試験が終了したら
試験が終了したら、まっすぐ帰るようにしましょう。
開放的な気分になり、ついつい昼からお酒を飲んだりしたい気持ちにかられますが、いったん家に帰り落ち着くようにしましょう。
ここで羽目を外して、ケガなどしてしまっては大変なので、まずはしっかり落ち着いて帰ることが肝心です!
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