こんにちは、ヒトツメです。
早くも、簿記の勉強を始めてこのブログをはじめて、5か月が経過しました。
このタイミングで、予定通り、自分が受ける予定の直前の試験(6月の試験)が実施されました。
今日は、このタイミングで改めて学習進捗を確認し、学習計画の見直しをする必要があるか検討していきたいと思います。
ちなみに、前回は4月に見直しを行い、そのタイミングでは学習進捗はまずまずで、さしあたり過去問形式の問題に慣れることが重要ではないか、ということになっていました。
引き続き順調
一番最初にたてた学習計画は下のようなものでした。
- 1月ステップ0
- 1月中教科書2冊目まで完了
- 2月中教科書4冊目まで完了
- 3月中教科書すべて完了
- 4月ステップ1
試験範囲に関して、単語などが頭に入っていて過去問を読める状態
→ここから網羅型完全予想問題集に着手 - 6月ステップ2
試験問題を読んで、問われている内容が理解できる
→6月の問題を解いてみて、改めて自分のレベルを確認 - 直前ステップ3
試験問題を読んで、解法がわかり答えを導き出せる
- 11月試験本番
そこで行くと、今の時点で、試験問題を読んだ時に問われている内容が理解できるというステージまで到達している必要があります。
出題意図や計算の前提となる考え方、解法の順序などが概ねわかるというのが、この時に求められる状況です。
その観点で行くと、後程記載するように、早期に過去問に着手したのが、非常に効果的だったというのが、いまの状況です。学習計画では、論点別・網羅型の予想問題を解くということで進める予定でしたが、その場合、論点があらかじめわかってしまうからです。今求められるのは、試験問題を読んだ時に、論点がどこにあるかを把握することです。その能力は、論点別の問題集では身に付けることが出来ません。
簿記1級ではアウトプットが重要
というのも、簿記1級、特に商業簿記・会計学では、独特の「総合問題」が出ます。また、仕訳自体は簡単なものの、記載を見落とすと点数を大きく取りこぼしてしまうケースがあったりします。そういう論点に対する取りこぼしは、早い段階から防げるようにした方が、効率的に点数を伸ばすことが出来ると考えられます。
例えば、商業簿記の問題では、「販売費のうち2,000千円を前払費用にふりかえる」と記載されていたりします。これはシンプルに、計算書類を作る際に、試算表に記載の販売費から2,000千円を引き、前払費用に2,000千円を足すというだけですが、初見で正確にこの処理をするのは、意外と難しいです。且つ、論点型の問題集だと、このような記述は基本的過ぎて、取り上げられないのが普通です。
このように、簿記1級では、独特のアウトプットが求められます。
その性格を把握し、点数を落とさないようにするためには、とにかく問題に慣れながらアウトプットをしていく必要があります。
学習計画を見直す
これらを踏まえ、6月からは、引き続き過去問を解きつつ、税理士試験や公認会計士試験の簿記論の問題にも着手し、複合的な論点に対する対処力を身に付けた方が良いと考えられます。
論点型の問題集は逆に、直前に苦手な論点に対する解法を確認するために使った方がよさそうです。
というわけで、学習計画を見直すと、次のようになります。
- 1月ステップ0
- 1月中教科書2冊目まで完了
- 2月中教科書4冊目まで完了
- 3月中教科書すべて完了
- 4月ステップ1
試験範囲に関して、単語などが頭に入っていて過去問を読める状態
→ここから過去問に着手 - 6月ステップ2
試験問題を読んで、問われている内容が理解できる
→6月の問題を解いてみて、改めて自分のレベルを確認- 7月まで過去問を8年分ほど繰り返し解く
過去問特有の試験問題にさらに慣れつつ、学習を進める
- 9月まで税理士試験などの簿記論など難易度の高い問題を解く
さらに難易度の高い複合問題に慣れて、レベルアップを図る
- 直前ステップ3
試験問題を読んで、解法がわかり答えを導き出せる
→論点型問題集を繰り返し解いて、苦手な論点を克服 - 11月試験本番
さいごに
やはり、試験を受ける上で、とにかく過去問を中心に学習を進めるというのは、非常に効率的です。
繰り返し解くことで、徐々に解けるようになっていくのも非常に楽しさがあります。
定期的に学習進捗を見直すことで、確実に合格を引き寄せていきたいと思います。
コメント