【独学で社労士!】予想問題の使い方

社労士試験
  • いよいよ社労士試験まで1週間を切りました
  • 各社から出ている予想問題の使い方について解説していきます
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実力確認に使ってはいけない!

よくある失敗例

いよいよ社労士試験まで1週間を切りました。

最後の総仕上げとして予想問題を使いながら勉強されている方も多いと思います。

そんな中でよくある失敗例が、「予想問題を使って実力確認をしたところ、全く足りてなくて本番までに自信を喪失した」という話です。

これによって本番当日を自信を喪失したまま迎え、本来の実力を発揮できなかったり、「まだ早かった」と勘違いし、試験を受けずに終わってしまうということがよくあります。

しかし、せっかく受験料を払った以上、受かるかどうかは別にして、万全の状態で試験会場に行くべきです。

原因は難しすぎるから

上記のような失敗が起きる理由は、予想問題の正確にあります。

仮に予想問題を、本試験より簡単に作ってしまうと、「予想問題だといい点数だったのに本番では役に立たなかった」というクレームが発生してしまいます。

このようなクレームを回避するため、予想問題は本番よりも難しく作ってあるのが普通です。

また、予想問題を作る講師陣も、少々マニアックな知識を問うことで楽しんでいる傾向があり、複雑な論点が問われることも多いです。

どう使うのがベストか?

予想問題の難易度の理由

このような予想問題ですが、人によっては「使うな」という人もいます。

確かに、難易度が高すぎる予想問題で自信を失うくらいなら、はじめから手を出さないのも一つの手段です。

ただ、それはそれでもったいないです。

というのも、予想問題の難易度が高い理由は、論点を複数入れ込んだり、細かな例外の部分を問うているからに過ぎません。

このような理由がわかっていれば、予想問題をうまく活用することは可能です。

予想問題の使い方

予想問題の上手な活用法の一つは、典型論点の確認です。

通常の本番試験の問題や、教科書を読んでいるだけでは、典型論点や原則型を頭に入れることばかり集中してしまいがちです。

予想問題を確認することで、例外を確認し、そこから典型論点や原則型を確認することが出来、問題を多角的に捉えることができるようになります。

様々な視点から知識を確認することで、知識を定着させることができるようになります。

もう一つの上手な活用法は、直近改正点や重要論点の確認です。

どの予想問題にも、出題される可能性が高い判例や重要論点の解説が簡潔にまとめられている部分があります。

この部分をしっかりと読み込み、通常の教科書には載っていない論点を確認しておくというのも非常に有効な使い方です。

網目を細かくするイメージ

このように、予想問題は、最後の知識の確認や、例外論点の確認といった知識の定着に使うのが有効です。

教科書や過去問での演習では、知識を全体につけることはできても、なかなかその網目を狭めていくことはできず、細かな抜け落ちが発生してしまいます。

予想問題は、その網目を細かくし、得点力をあげることを目的に使っていくことが適切ということです。

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