カルダモンコーヒーについて
カルダモンコーヒーとは?
カルダモンコーヒーとは、カルダモンの清涼な香りが漂う、インドを中心に飲まれているアレンジコーヒーの一種です。
カルダモンは、爽やかな強い香りから、「スパイスの女王」と呼ばれることもあるスパイスで、中国の漢方では小荳蔲(ショウズク)と呼ばれるものです。南インド原産ですが、北欧などでも親しまれており、シナモンロールに練りこんだり、カルダモンクッキーに使ったりと、世界中で利用されています。
爽やかな香りからリラックス効果が期待できるだけでなく、口臭予防の効果もあり、また、消化促進効果もあるといわれています。
カルダモンコーヒーの作り方
そんなカルダモンを使ったアレンジコーヒーであるカルダモンコーヒーですが、日本ではあまりまだなじみがないものの、家庭でも簡単に作ることができます。
主に作り方は二つあり、
- カルダモンを煮出したお湯を使ってコーヒーを淹れる
- コーヒーを淹れた後にカルダモンパウダーを入れる
のどちらかの方法で作るのが一般的です。
詳しい作り方
パウダーを入れるだけのレシピは非常に簡単なので、カルダモンを煮出したお湯を使ってコーヒーを淹れるという方法について解説してきます。
といっても、手順はたった3つで、
- カルダモンの端を切って殻から中身を出す
- ヤカンにカルダモンを入れて沸騰させ、2分ほど煮出す
- 煮出したお湯でコーヒーを淹れる
というだけです。
このやり方で淹れようとすると、ホールの状態でのカルダモンが必要になりますが、スーパーなどで普通に売っているので、特別な材料もあまり要りません。
割るとしたの写真のように黒い中身が出てきますが、これを煮出すことで、爽やかな香りがお湯に出て、コーヒーの後味に、カルダモンの爽やかな香りがプラスされます。
その他のスパイスコーヒー
ちなみに、日本ではあまりなじみがないですが、インドを中心にコーヒーにスパイスを入れるというのは、実は世界中でみられる習慣です。
コーヒー豆と一緒に煮出したり、パウダースパイスを入れたり、淹れた後のコーヒーにスパイスの香りを移したり、とやり方は様々あります。また、使われるスパイスも、ジンジャーやクローブ、ナツメグやシナモンなど、多岐にわたります。
寒くなってくるにつれて、スパイスで温かいコーヒーをさらに温まる飲み物に変えていくこともできるので、色々なアレンジをしてみていただきたいと思います。
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