【簿記1級合格への道】試験まで残り2か月

簿記試験

こんにちは。ヒトツメです。
このブログも初めて早8か月です。簿記1級試験の話を中心に書こうと思って立ち上げ、気合だけでなんとかここまで勉強してきましたが、本番まで残り2か月という状況です。
このところはおおむね毎日1時間から2時間程度は勉強時間を確保できており、基礎力も向上し、合格へ1歩ずつ近づいているところです。

そこで今日は、改めて勉強計画を見直しながら、残りの2か月の過ごし方について考えていきたいと思います。

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これまでの勉強計画

まずは、改めて、ここまでの勉強計画とその進捗を見返していこうと思います。
少し前に見直した勉強計画は次の通りでした。

学習計画の概要
  • 1月
    ステップ0
    • 1月中
      教科書2冊目まで完了
    • 2月中
      教科書4冊目まで完了
    • 3月中
      教科書すべて完了
  • 4月
    ステップ1

    試験範囲に関して、単語などが頭に入っていて過去問を読める状態
    →ここから過去問に着手

  • 6月
    ステップ2

    試験問題を読んで、問われている内容が理解できる
    →6月の問題を解いてみて、改めて自分のレベルを確認

    • 7月まで
      過去問を8年分ほど繰り返し解く

      過去問特有の試験問題にさらに慣れつつ、学習を進める

    • 9月まで
      税理士試験などの簿記論など難易度の高い問題を解く

      さらに難易度の高い複合問題に慣れて、レベルアップを図る

  • 直前
    ステップ3

    試験問題を読んで、解法がわかり答えを導き出せる
    →論点型問題集を繰り返し解いて、苦手な論点を克服

  • 11月
    試験本番

今のところ、ステップ2まで順調に進んでおり、税理士試験などのやや難易度の高い問題についてもある程度解放が分かるようになってきて、順調な感じです。
残りの2か月はステップ3に進めるように、残りの苦手な論点をつぶしつつ、試験本番に向けた各種対応を進めていけば問題なさそうな感じです。

ちなみに、個人的にはここ1か月ほどで、一気に基礎力が向上し、計算問題などを除けば、確実に点数を取りたい問題では取れるようになってきています。
その原因の一つとして、過去問を単元別に切り出した問題集を解いたというところが大きいです。簿記1級試験では、問われ方が非常に独特なので、単元別問題集での勉強はあまり効果が出にくいといわれています。しかしながら、事前にしっかりと過去問演習を行い、全体の解き方の流れをつかんだ状態であれば、逆に単元別問題集に戻って、基礎力を付けるのは非常に効果的です。
特に、過去問から単元別に切り出した問題集は、難易度も変わらないため、非常に力が付きやすいです。
2回から3回ほど繰り返し解いた問題集は次の問題集なので、是非参考にしていただきたいです。

残りの2か月について

以上の通り、勉強計画としては順調です。問題は、残りの2か月をどう過ごすかです。
受験生によっては、残りの2か月で飛躍的に学力が向上する場合も多く見られるため、特に残りの2か月は重要です。

試験本番の状況を知る

そこでまず一番大事なのが、試験本番の状況を知ることです。
簿記1級試験は、貸会場などで行われるのが一般的です(都道府県単位での実施のため、都道府県によって異なるので注意が必要です)。会場によっては非常に広く、時計が用意されていたも見えない可能性もあるそうです。
したがって、腕時計など時間を確認できるものを持って行った方が良いといわれています。

また、意外と直前まで確認しないのが、筆記具の種類です。国家試験などではボールペンなど消せない筆記具を使うことが義務付けられていますが、簿記1級試験では、回答は鉛筆もしくはシャープペンを使うこととされています。当日シャープペンの芯が切れたり、鉛筆の芯が折れたりしても大丈夫なように準備を万端に整えておく必要があります。
なお、簿記1級試験では電卓もしくはそろばんの持ち込みが認められていますので、その点は安心ですが、通常の計算機能以外の機能を持っている特殊な電卓は使用ができないので、注意が必要です。
可能であれば、本番の試験さながらの環境を家で勉強するときにも用意し、使い慣れた鉛筆や電卓で受けられるよう準備をしておいた方がよさそうです。

その他、問題用紙に書き込みはできるか(できる)、計算用紙はどれくらい配られるか(商業簿記・会計学と工業簿記・原価計算でそれぞれA4白紙を1枚ずつ)、など気になり始めるときりがありませんが、ネットで調べると色々と出てくるので、当日の雰囲気を知るためにもしっかり調べることが重要です。

受験申込を忘れない

また、2か月のうちに必ずすることとして、受験申込があります。
これを忘れると、今までの勉強がすべて無駄になる可能性があるので、注意が必要です。

「簿記1級試験 ○○商工会議所」と調べると、おおむねどこの都道府県の商工会議所でも試験案内が出ているので、早めに確認することをお勧めします。受験日のおおむね2か月前に調べると大体間に合うので、そろそろ気にしておいたほうが良いという感じのスケジュールです。
ちなみに東京では、2022年11月の試験では、10月4日からの1週間のみ受験申込が可能となっています。

東京商工会議所検定サイト | 試験要項 | 受験案内・お申込み | 日商簿記検定

とにかく苦手をつぶす

簿記1級試験では全体で7割の得点ができれば、合格できます。
そう聞くと、過去問で8割くらいは取っておきたい、と思うと思います。もちろん、この考え方は正しいです。より高い点数を取れるように日々勉強するのは重要です。

ただ、重要なことに、それぞれの科目で4割を下回る点数になってしまうと、足きりでその場で不合格となってしまいます。
なので、簿記1級試験では苦手をつぶしておくことが重要です。特に工業簿記・原価計算では最初の方の計算ミスですべて取りこぼしてしまったりすることが多々あるので、この点に留意し、勉強を進めておく必要があります。

さいごに

「人事を尽くして天命を待て」と言いますが、ここでいう「人事」は試験の勉強だけではありません。体調管理ももちろんのこと、緊張しないための雰囲気づくりなど、「できることすべて」を指します。
早めに試験当日の流れを抑えて、直前の勉強時間を確保できるように、早め早めの準備を進めていくことで、合格を引き寄せられるのだと思います。

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