ショートブレッドとは
ショートブレッドとは、イギリスのスコットランドで食べられている伝統的なお菓子です。
現地の企業としては、日本でも販売されているウォーカーが有名で、カルディなどでも販売されており、非常にファンが多い食べ物です。
ブレッドという名称がついていますが、ここでは焼き菓子という意味でつかわれており、パンのように発酵させることはなく、また、原料の小麦粉に直接水をあててグルテンを出すような手順も存在しません。バターを非常に多く使っていることもあり、サクサクとした食感で、グルテンのもっちりとした食感はもっていません。
材料と作り方
材料はたった3つ
材料は、たった三つ、小麦粉とバターと砂糖だけです。
しかも覚えやすいことに、分量はそれぞれ、3:2:1の割合です。
合計が300gくらいになるような量で作るのが一般的なようですが、少量からでも作ることができ、作業時間自体も非常に短いので、手軽に作ってサクッと食べることができます。
作り方
まずは小麦粉と砂糖をボウルに入れ、そこに1センチ角程度に切ったバターを入れて、混ぜ合わせていきます。
この時、材料を指でばらばらと混ぜ合わせ、パン粉状にほぐすようにしていきます。これをラビングインといいます。
ある程度記事が均質になってきたら、ひとまとまりになるようにこねていきます。
この時、温度が高すぎるとバターが流れてしまうので、できるだけ暑い部屋などでは作業をせず、適宜ボウルに氷をあてるなどし、温度が上がり過ぎないようにします。
あとはこれを薄く延ばして切り、フォークで真ん中に穴をあければ生地の完成です。
冷蔵庫で15分ほど休ませた後、160度のオーブンで20分焼けば完成です。
この時、温度を高くしすぎたり、焼き色がつくほど長く焼いてしまうと、バターが流れてしまうことがあるので、焼き過ぎないことが重要です。
焼いてすぐは柔らかいですが、冷ますとサクッとした食感が出てきて、おいしいショートブレッドとなります。
さいごに
スコットランドというと、イギリスですし、紅茶のイメージが強いと思います。
特にどちらだけを飲むということはないと思いますが、スコットランドでは、昔からコーヒーをベースとしたカクテルも飲まれており、スコッチウイスキーとの相性もいいことから、コーヒーを飲む人も多いようです。
実際、美味しく焼き上げたショートブレッドとコーヒーは相性抜群なので、是非試していただきたいと思います。
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