【ビジネスハック】2024年の重要論点について

仕事術
  • 少しバタバタとしており、実に1か月半ぶりの更新となってしまいました。
  • 年も明けたので、2024年の重要論点についていろいろと考えていきたいと思います。
スポンサーリンク

2023年を振り返って

前半は試験勉強、後半は開業

あけましておめでとうございます。

前回の更新から実に1か月半も経ってしまっており、自分の怠惰具合にびっくりしながら更新をしています。

今日は2024年一発目ということで、2024年の重要論点についていろいろと考えていこうと思います。

その前に2023年を振り返ってみると、個人的には前半は社労士試験の勉強、後半は個人的な開業準備+開業すぐのバタバタという感じでした。

後半はこちらのブログの更新もままならず、ほぼ過去の記事の検索のみでアクセス流入をしていたような状況でした。

世間的には「生成AIの年」だった

一方で、世間的には、2023年は「生成AIの年」という印象が強かったように思います。

StableDifusionに始まり、ChatGPTが世間をにぎわし、この記事を読んでいる皆さんの職場でも、実際に導入をしたり、導入プロジェクトが立ち上がったり、という動きがあったものと思います。

ネットの黎明期に近いころからいろいろとみてきて、Googleが台頭してきたころにはすごい時代になったと思いました。

一方で、「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」というGoogleの最初のコンセプトが、生成AIにとっての学習データになるという形で、ある意味での帰着を迎えたようにも感じました。

2024年の重要論点について

AIの立ち位置の変化

このような生成AIの進化やそれに伴う動きというのは、2024年において間違いなく最大の重要論点になることは間違いありません。

今までのAIは、作る人と使う人がほぼ同じだったというのが特徴でした。

自動車の自動運転は、一見するとAIを作る人と使う人が違うように見えますが、それは単に運転手を乗せて走っているというだけにすぎませんでした。

様々な学習データやモデルを準備し、車の状況に合わせた最適解を算出するのは、いずれも自動車メーカーであり、自動運転をするためにAIを作り、それを使うというのが一般的でした。

2023年の生成AIの出現は、これを明確に分けました。

ChatGPTは、それを作った人と、業務のためにこれを用いてプロンプトを打ち込む人は別です。

より良い生成AIを作る人と、それを的確に使うための人が分かれ、それぞれが進化をすることで、より適切なサービスが生み出されるという過程は、様々な分野においてみられた現象です。

例えば、よりよい車を作り、それを用途に合わせて、タクシードライバーやF1レーサーが的確に使うことで、よりよいサービスが生まれるようになったのと似ています。

2024年はさらにこのような分業が進み、プロンプトエンジニアリング(AI(人工知能)から望ましい出力を得るために、指示や命令を設計、最適化するスキルのこと)の長けた人間への需要が高まっていくことが想定されます。

また、現状の人間がやっている業務を、いかにしてAIに代替させるかを考える職種など、今までは想定されなかった職業が求められるようになっていくと考えられます。

エネルギー問題への対応

また、2024年以降非常に重要となる問題として、エネルギー問題が挙げられます。

国際的にはすでに、環境負荷の小さい企業への投資を優先的に行う動きがみられ、再生化のエネルギーへのシフトが進み、コストもかなり低減してきています。

逆に、環境負荷の大きな企業は、投資の資金が集まらず、企業としての成長がしにくくなってきています。

日本国内でも、環境負荷の小さな企業への優先的な投資を促す動きがあり、いわゆるゼロエミッションへ向けて国を挙げて取り組みがなされています。

そうなってくると、主に電気などの「公共料金」と呼ばれるものは、受動的に選択するものではなくなり、大企業を中心に、自給自足や省エネ化の方策も含めて、様々な対応を迫られることになります。

2024年はいわゆる2024年問題もあり、運転手の長時間労働に対するメス入れが行われることで、輸送コストの大幅な増加も想定されています。

Amazonの浸透に伴い、日々の暮らしが便利になる一方で、2024年は何かを切り捨てたり、今まで享受してきたものが富裕層だけが受けられるサービスになったりと、一定の「退化」が求められる年になると想定されます。

さいごに

2024年は、このように、2023年のコロナ禍明けに伴う様々な変革が一挙に訪れる年になると想定されます。

生成AIの進化に伴う、サービス享受の観点でのプラスの方向の変革もあれば、エネルギー問題や2024年問題をはじめとする、様々なメス入れに伴うマイナスの方向の変革もあります。

今思い返すと、コロナ禍はある意味2~3年の間、様々な問題や変革を棚上げし、現状維持を促す動きだったように感じられます。

2024年一挙に押し寄せる変革に、どのように向き合うかで、周囲の生活は大きく変わるものと思われます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました